小泉なつみのホームページ

おすごとアレコレと近況

お仕事

先月末から今月頭にかけて入院しました。締切の調整をしていただいた編集者様、ありがとうございました。

大腸がんになり→手術をして腫瘍を取り→でもやっぱり身体の中にはがんがあるかもしれないから抗がん剤をしよう←というココの段階だったのですが、半年予定の抗がん剤治療が半分終わったとき、一気に副作用が噴出。熱と下痢と嘔吐で脱水状態になり、そのまま入院となりました。

そんなわけで「令和」発表も病院の談話室で。思い出深いものになったとです。

IMG_7496

いくつかお仕事もしました。

プレジデントオンライン「『がん患者が子供を産む』は無理なことか」

→「がんになると子どもを産めなくなるかもしれない」という衝撃の事実をさらーっと医者に言われたことにプリプリしていた自分。業界のトップランナーに話を聞くと意外な回答があり、横っ面をひっぱたかれた気分になりました。インタビューを担当しました。

河出書房新社「釣りバカ日誌映画大全」

→ライフワークになっていた「釣りバカ」コラム。たぶんその縁で執筆の機会をいただきました。3本の作品解説を担当しました。インタビューも満載で最高の一冊です。必携。

文春オンライン「『がんになっちゃって』――打ち明けられたときの“正解反応”と『言ってはいけない一言』」

→本気で悩んだ“がん”のカミングアウト。いまだにその正解はわかりませんが、打ち明けたときに嬉しかった一言などを書きました。

先日、仕事仲間の方にがんになったことを直接話すことができたのですが、その際、「実は私も言えなかったんだけど…」と、ある辛い体験を打ち明けてくれました。

がんになったことを話すと、「実は…」と、相手の方が思わぬ告白をしてくれることがこれまでも何度かありました。皆さん、まさかそんな経験をしているとは思えぬほど優しく余裕のある感じの方々ばかりなので、圧倒されました。

痛みや悩みがなくなったわけではないけれど、それを抱えながら日々を過ごしている姿は、神々しく。光と影が人を強く、美しくするのかもしれないと感じる最近です。

IMG_7334

退院後、お花見に。息子の巻き毛に桜の花びらがよく絡んでいました。

小泉なつみって?

1983年生まれの編集者・ライター。TV制作会社を経て出版社に勤務。その後フリーランスとなり、書籍やフリーペーパー、映画パンフレット、広告、Web記事などの企画・編集・執筆をしています。ネタを問わず、小学生でも読める文章を心がけています。

仕事一覧

お仕事のご依頼

リンク