小泉なつみのホームページ

ポイントカードの乱

ぼやき

お財布を数年ぶりに買い換えました。

そこで、これまで使っていた汚財布からポイントカードやら会員カードを出したのですが、量がひどい。

最近はWeb登録しなければポイントカードとして機能しないものも多く、当然自分はWeb未登録のママなので、カードの価値はほぼゼロ。そんなどうにもならないカードを5年間、肌身離さず持ち歩いていたわけです(ちゃんと機能していたのは不二家のカードと歯医者の診察券だけだった)。

そしてさらに。

久しぶりに近所の焼肉店に行こうとなった時、そういえばお店のポイントカードがあったはずだぞと見てみれば、有効期限切れ。しかも1年前の自分は来店時にカードを持参していなかったらしく、お店のお姉さんから「このレシートにポイント分のハンコを押しときますんで、次回来た時にカードと一緒に出してくれればその分ポイントつけますんでハイ」というレシートまで一緒に保管してあった(もっとも、そのレシートはすべての印字が消えて真っ白になっていた)。

有効期限切れの焼肉店のポイントカードと真っ白のレシートを見た時、私のポイントカード史がむくむくと蘇ってきた。

ポイントカードはトクするためのものだと思っていたけど、期限切れでがっかりさせられたり、高額な買い物をした時に限って持参していなくて猛烈に腹が立ったりと、ひとつもオトクになれた記憶がない。そんなことを考えだしたら、ポイントカードを発行しているというだけで好きなお店に対しても嫌悪感が湧いてきた。

オトクはコワい。オトクは良い人そうな顔をして擦り寄ってきて、受け入れたが最後、無闇矢鱈と焦燥感を煽ってくる。

だからもう、ポイントカードとはお別れします。ってか、最初からなければいいのに!

小泉なつみって?

1983年生まれの編集者・ライター。TV制作会社を経て出版社に勤務。その後フリーランスとなり、書籍やフリーペーパー、映画パンフレット、広告、Web記事などの企画・編集・執筆をしています。ネタを問わず、小学生でも読める文章を心がけています。

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